2014年06月03日

ハリウッドのゴジラ

久々に映画♪
モスクワでは「必死剣 鳥刺し」「風立ちぬ」に続いて3本目。
前2本は完全な日本語だったけど、今回はロシア語吹替え。
もちろんわからないことの方が多かったけれど、会話はわかり易い。
で、映画の内容はと言うと…
まだ日本では公開されていないので、多くは言えませんが、
ツッコミどころ満載でした(笑)
今回行った映画館はうちから比較的近く、トイレがきれいという第一ポイントをクリアし、
シートもいいし、3Dメガネにはウエットティッシュがついてくるし、カフェもいいし、なかなか良かった。
チケット売り場の人も親切だったしね。
で・す・が!エンドロールが始まるなりばっと明かりがついて、
掃除のおばさんが入ってくるんだな。
ええーっ!帰れって〜?って感じでそそくさと席を立ちました。
ちなみに観客は私たち入れて6人でした。

帰りに入ったカフェがとっても良くって、
映画のツッコミどころで盛り上がり。
結果オーライです♪
来週はディズニーの「マレフィセント」行きます!

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ゴジラのチケット

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画面の下に観葉植物

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カフェはネイルサロン併設で、本のコーナーもあり、
オープンキッチンでお菓子を焼いていて、バターのいい香りがしました。
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ケーキとコーヒーを♪

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2013年03月16日

第1回After3.11Film Festival

今日は第1回After3.11Film Festival
今日明日2日間のイベントです。
1日券を買って朝から三本のドキュメンタリーを観て、トークを聴いてきました。
プロジェクトFUKUSHIMA
震災の半年後、福島を横断した6日間の野外ロックフェス「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」。
企画の立ち上げから開催に至るまでを追っていくドキュメンタリー。
批判もされた野外ロックフェス。会場の放射線量という壁もあった。
当日芝生を覆ったのは大風呂敷!!
全国から寄せられた布をはぎ合わせ広大な敷地を覆い尽くした。

「きょうを守る」
撮ったのは女子大生(今年4月から岩手の新聞社に入社予定)
記録に残したいと言った彼女の言葉に周囲が後押しして実現した。
自宅を失った彼女の目で見た震災後の町。
避難所の調理を担当していた母、
同級生の母親たち、
共に高校生活を送った同級生たち。
淡々とした会話が胸を打つ。

「あの日〜福島は生きている〜」
震災後半年で開催されたロックフェスのドキュメンタリー。
中心に据えたのはロックフェスではなく、それを観たひとたち。
あの日の朝食を覚えていますか?
そんな場面から始まります。
猪苗代湖ズ の「I love you & I need you ふくしま」の熱唱。
感動しました。いい唄ですね。

震災に加え、原発事故という特別な出来事によって日常を奪われてしまった福島の方たち。
想像することすら阻まれる気がします。
今の私にできるのは福島へ出かけることだけです。
東日本は天気予報と一緒に放射線量も発表されるのが現在の日常です。


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2012年04月29日

わが母の記

原作:井上靖「わが母の記」
監督:原田眞人
キャスト:役所広司・樹木希林・宮崎あおい・南果歩・キムラ緑子・ミムラ・三浦貴文・菊池亜希子他

作家伊上洪作は父が亡くなり、母八重の面倒をみることになる。
幼い頃母と離れて暮らしていた洪作は母との距離を置いていた。
路地を挟んだ雨の軒下で、母と妹たちに対峙する洪作の、母に捨てられたという想いの根源にある風景。
子供の頃の自分と向き合ううちに甦って来る数々の記憶。
妻と娘三人に支えられて、次第に母を理解していくようになる。

家族や親子の繋がりを抑制したタッチで描いていた。
けれどそこから立ち上ってくるのは家族の温かさであり、親子の情の深さでもあり、
静かな感動を呼び起こさせます。
お薦め。


  *  *  *
お知らせ
本日銀座の東日本復興応援プラザ2階にて
「銀座ひろがれ舞台」まなざし展ライブが催されています。
既に始まっていますが(遅いですね……)夕方6時くらいまでありますので、
お時間がある方は是非お出かけ下さい!
私も3時くらいに行こうと思っています。
ピアノ、歌、アコーディオン、フラメンコギターなど多彩です。
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」エンタテイメントプロジェクト企画





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2012年01月18日

ステキな金縛り

監督:三谷幸喜
出演:深津絵里・西田敏行・阿部寛・中井喜一他

だめ弁護士エミに回ってきた最後のチャンス。
資産家の妻が殺され、容疑者である夫の弁護である。
彼はアリバイがあると言い、無実を主張する。
ところが自殺しようとして入って行った奥深い山の旅館で、金縛りにあって動けなかったというアリバイだった。
彼の上にのしかかっていたのは落ち武者の幽霊。
エミは裏をとるためその旅館を訪れるが、その夜彼女もまた金縛りにあう。
目を開けるとそこには落ち武者が。
エミは落ち武者に証言台に立ってくれと頼み込む。
証人はただ一人。落ち武者の幽霊。


映画については宝くじ、じゃないJRA(だ、多分)のCMで法廷シーンも使われていたので(本編からの引用ではなくCM用に撮ったシーン)ご存知の方も多いでしょう。
三谷幸喜が「あと、二億円あったら」と目を見開いて深津絵里を凝視する、あれです。
西田敏行の落ち武者というだけでもう笑ってしまいますが、
阿部寛、中井喜一も面白かった。
例によって、意外なところに意外な俳優がいたりして、
エンドロールを観た後に「あの人どこにいた?」とか「あれ○○だったよね」の会話でもう一度盛り上がれる三谷映画です。
落ち武者の姿を見える人と見えない人がいて、それもまた面白い設定。
街で叫ぶ女性役に篠原涼子、幽霊退治をすべく乗り込んできて逆に退散させられる情けない陰陽師に市村正親と、なかなかなキャスティング。
浅野忠信は個性を押さえてまじめな郷土史研究家に。
姉妹二役を演じる竹内裕子、凄味がある美しさでした。
奇想天外な物語、楽しく観ました。
2時間半はちょっと長いかな、という気もしないでもなかったけど……。
草薙剛は写真だけじゃいけなかったのかなぁ……。



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2011年12月19日

「クリスマスのその夜に」

監督・脚本・ブロデューサー:ベント・ハーメル

一年に一度の大切な日。
愛する人の元へ帰ろうとする人々。
小さな感動の物語がオムニバスで綴られます。
ちょっと哀しくて、でも心温まる物語。

久し振りにセンスのいい映画を観た印象。
北欧の美しい自然も楽しめます。
今の時期にお薦め。


映画は有楽町のヒューマントラストシネマで。
帰りに銀座を歩き、イルミネーションを観てきました。
気仙沼と陸前高田の小学生が描いた絵を写し込んでいます。
希望の翼とある通り、どれも翼で、形は様々。
ほっとする雰囲気のイルミネーションでした。

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2011年09月08日

「ゴーストライター」

監督:ロマン・ポランスキー
出演:ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン、
   キム・キャトラル、オリヴィア・ウイリアムズ他

元英国首相アダム・ラングの自叙伝執筆を依頼された作家。
前任者は不審な死を遂げている。
ゴーストライターとしてラングのインタビューを進めるうち、
彼はラングの過去に隠されたものに気付いていく。
前任者の死に目を向け、謎を解明しようと動き出した彼は、
国家を揺るがす秘密に触れる。


ポランスキーと言えば「戦場のピアニスト」が記憶に新しい。
タイトルにも惹かれ、キャストにも惹かれ、
どんなサスペンスが展開されるかと期待いっぱいでの鑑賞。
意外と淡々とストーリーは進み、
総体的には面白く観ましたが、その秘密とやらがちょっとぴんと来ない。
それは多分私の認識の甘さからくるものなんだろうけど。
ラストの受け止め方は人それぞれでしょうけれど、
そうきたか、って感じ。
キャストが良かった。
昨夜遅くまで起きていたので寝るかと思いきや、結構集中できたのでやっぱり面白かったんだと思う。

変な書き方ですが、
このあと、続けてもう一本短編ドキュメンタリーを観て、
そちらの衝撃が大きかったせいかもしれません。

「チェルノブイリハート」
監督:マリアン・デレオ
2003年に米アカデミー賞ドキュメンタリー部門でオスカーを獲得。
チェルノブイリの原発事故から16年後の汚染地域を取材。
放射能治療の現場や小児病棟、乳児院。
放射能汚染地域で生まれる健康な子供は15〜20パーセントだと言う。
今尚原発30キロ圏内は居住禁止。
大きな代償を背負うのは子供達。
強いメッセージを受け取りました。
「チェルノブイリ・ハート」
とは放射能の影響で、生まれつき心臓に重度の障害があることをいう。

今、福島原発を思う時、
大きな決断を迫られていると感じます。
多くの方に観てもらいたい映画です。
ヒューマントラストシネマ渋谷で公開中。
posted by strauss at 21:11| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

ネット社会

IT業界を描くDVDを2本。

「ソーシャル・ネットワーク」
フェイスブック創設者マーク・ザッカーをモデルに、開設までの裏側を描く。
物語はマーク・ザッカーに対して起こされた2つの訴訟を軸に、証言から過去に遡るという形で展開。
マークを演じるジェシー・アイゼンバーグがいかにもという感じではまっていた。
冒頭のマークと恋人との言葉の応酬ですぐに入り込めた。
お薦め。

「バトル・オブ・シリコンバレー」
アップル社の設立者であるスティーブ・ジョブズと、マイクロソフト社の設立者であるビル・ゲイツのストーリーを描く。
こちらもお薦め。

2本ともITに疎い私でも十分楽しめる。人の心理や人間関係が丁寧に描かれていて、IT業界に限った話ではないと言うことが大きい。とても興味深く観ました。


さて本の方は業界ものではなく、ブログでいじめの対象になった青年の復讐もの。
ジェフリー・デイバー著池田真紀子訳
「ロードサイド・クロス」
キネシスクという動作分析で人の嘘を見抜く、尋問の天才カリフォルニア州捜査局の捜査官キャサリン・ダンスの活躍。
物語は、少女の殺人未遂事件から始まる。
その前日、事件を予告するかのように道路わきに十字架が置かれていた。
捜査線上に容疑者として浮かぶ高校生のトラヴィス。彼は交通事故を起こし、同乗していた二人の同級生の少女を死に至らしめた疑いを持たれている。その交通事故をブロガーのジェームズ・チルトンがブログで批判的にとりあげた。それをきっかけに彼は激しいネットいじめにさらされる。
殺人未遂事件の被害者の少女は彼をネットでいじめていた少女だったことが判明。
トラヴィスは姿を消すが、事件は次々と起こり、ついに殺人事件に発展する。
ネットに詳しくないキャサリンに協力する大学教授(?だったような)とのロマンスの匂いもあり、
なかなか楽しめる一冊だった。
かなりのページ数なので、いやになったら挫折だなとおもっていたけれど、
岡山に帰る前に一気に読了。
シリーズものみたいですが、最近ほとんど翻訳ものを読まないので、著者も知りませんでした。
面白かったけれど、あまりにあっさり青年が犯人と決めつけられた所に違和感。
最後まで違うんじゃないかと思いながら読みました。
結果は…どうぞ読んでみて下さい。


posted by strauss at 12:41| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

ブラックスワン

ナタリーポートマン演じるニナが、
主役を完璧に踊るために狂気に陥ってゆく様を描くホラー。
ネタばれになるのでストーリーは簡潔に。
(と言ってももうご存知の方も多いでしょうね)

純真無垢の白鳥は完璧でも邪悪で官能的な黒鳥は踊れないと監督に言われるニナ。
自身を解き放つことができない彼女の完璧主義の性格の影には、
果たせなかった夢を娘に託す母の姿がある。
果たして監督はプリマだったベス(ウィノナライダー)を一方的に降ろし、候補者の中からニナを主役に抜擢。
代役についた奔放なリリーに役をとられまいと追いつめられるニナは、
自身の闇の部分に踏み込んでゆき、やがて幻覚と妄想に捉われ始める。
初舞台の日、舞台上で幻覚を見て失態を犯すが、見事に踊り切った黒鳥に観客は歓声を上げる。
最終幕で王子に選ばれなかった白鳥を演じ終わり、総立ちの拍手が会場を包むが、
ニナは完璧に踊り切ったと満足の笑みを浮かべ、意識を失って行く。

幻覚で自分の分身や、実際に起こっていないことを見てしまうニナの狂気が怖い。
ナタリーポートマンはいいですね。
ストーリー展開も面白く、音楽や効果音が抜群にきいていた。
満足の映画でした。

      
        *  *  *

夜は座・高円寺でお芝居「BENT」を。
作:マーティン・シャーマン
演出:ナガノユキノ

物語は、第二次大戦下、1930年代のベルリンを舞台に、ナチス・ドイツによって迫害された同性愛者の男達の悲劇。

ヒットラーがドイツ首相になった翌年の1934年、
ベルリンで軍隊から追放されたホモセクシャル200人が虐殺された。
さらに、反ナチの実業家、軍人、精神異常者、ライ患者、麻薬患者、先天性盲人、
奇形等の障がい者の断種、去勢を認める法律が可決した。
翌年には空想を含めたあらゆるホモセクシャル行為が禁止され、
違反者は収容所に監禁。
さらに、1940年以降は大虐殺収容所に送られるという時代。
マックスはダンサーのルディとベルリンから逃亡しようとするが捕まる。
明日をも知れぬ収容所の作業場で、
ルディを失った傷心のマックスはホルストに出会う。
孤独地獄のなか、二人は強く惹かれあうが・・・・。
非情の時代に翻弄されながらも、愛さずにはいられない命の輝きを描く。
(オーガニックシアターHPから引用)

愛されるだけではなく愛する力をもつ大人に。
そんなこともテーマになっています。
構成はちょっと物足りない気がしましたが、小さな劇場に合った演出だったかも。
役者さん達が皆良かったし、特に主役マックスを演じる蓮池龍三さん、ホルスト役の椎原克知さん、ナチの大尉とゲイクラブのオーナーを演じた側見民雄さんが好きでした。
舞台上の集中力と言うか上質な緊張感が伝わって来て、最後までこちらも集中させられました。
面白かったです。


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posted by strauss at 14:14| Comment(9) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

「告白」「悪人」

目黒シネマにて

「告白」
湊かなえ著の小説 は既読。
どんな形で映像化されるのか楽しみでもあった。
今回は二回目。
最初は飛行機の中で観たのですが、やっぱりあの小さな画面ではだめですねぇ。
スクリーンで観るのとは印象が全然違いました。
ストーリーは、保育園児である自分の娘をクラスの生徒に殺された担任教師が、その生徒二人に復讐していくというもの。
スローモーションや時にはクイックモーションを効果的に使って、
娘を殺された教師の告白を裏付ける形で過去に遡り、また現在も進行させ、状況をうまく見せている。
中学生達の不気味さは小説よりリアルだったかもしれない。皆表情が自然だった。
教室内でのいじめも、犯人の一人である少年Bとその母親が壊れていく様は傍観者としては滑稽でもあるが、リアリティがあってぞっとさせられる。
担任教師の松たか子、少年Bの母親木村佳乃、共に良かったし、後任教師の熱血ぶりも怖いものがあった。
映像は生々しいけどきれいだった。


「悪人」
吉田修一著の小説は未読。
長崎のさびれた漁村で祖父母と暮らす土木作業員の清水裕一(妻夫木聡)は、仕事と祖父母の世話で過ぎる日々を過ごしている。唯一趣味の車で、出会い系サイトで知り合った博多の女に会いに行くが、保険の外交をしている女は目の前で他の男の車に乗って行ってしまう。気持ちがおさまらない裕一はその後をつけ、人気のない山道で男の車から蹴り下ろされる女の姿を見た。声をかけたが女はひどい言葉で彼を罵倒する。
感情を抑えられず女の首を絞めてしまう。
佐賀の紳士服服量販店で働く馬込光代(深津絵里)もまた妹と二人で暮らすアパートと職場の往復だけの生活だった。
出会い系サイトで知り合い、裕一が殺人を犯した後に出会う二人。
互いに惹かれ合い、逃避行を続ける。

暗く哀しい。
何の希望も見出せず日常に倦んでいた男女の抱える孤独感。
殺された女性の父親の思い。
孫を案じる祖母。
キャッチセールスまがいの手で祖母に高額な漢方を売りつける男。
祖母を取り巻くリポーター達。
何一つ作りものと感じない。
逃避行の先にある灯台での穏やかな時間が美しい。


豪華な二本立て(でも1300円)観てきました。
「告白」は一度観たし、「悪人」は重そうだし、ちょっと迷っていましたが、やっぱり行ってしまいました。
一本目が「悪人」で、泣けて泣けて、外には出られない顔になっていたと思いますが、二本目が「告白」でどうにか普段の顔を取り戻したかな。
目黒シネマは連日すごい込みようらしく、頑張って早めに行って正解。
二本目からは立ち見が出てました。
小さな映画館ですから仕方ないですよね。
毎日満席になるって、この映画館では珍しい現象でしょう。
この組み合わせで認知度も上がり、これからはお客さんも増えるかも。
そうすればもっといい映画がかかるようになるし、良かった、良かった。

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2011年01月24日

「スープ・オペラ」「おとうと」

目黒シネマにて

「スープ・オペラ」は阿川佐和子原作だそうで、未読ですが、何だか納得した感じ。
30年以上一緒に暮らしていた叔母(加賀まりこ)が結婚で家を出て行き、一人暮らしになるルイ(坂井真紀)。
そんな彼女の所に転がり込む画家のトニーさん(藤竜也)、友人の会社でアルバイトをしていた青年(西島隆弘)。
三人の奇妙な共同生活が始まる。
古い日本家屋と鶏ガラスープ。
大人のファンタジーである。


「おとうと」
夫亡き後薬局を営みながら娘(蒼井優)を育てた、堅実な吟子(吉永小百合)と、
何一つ成し遂げることなく問題ばかり起こす弟、鉄郎(鶴瓶)の再会と別れを描く。
酔っぱらって娘の結婚披露宴を台無しにしてしまった弟をかばう吟子だったが、あることをきっかけに絶縁を言い渡す。
しばらくして吟子の元へホスピスから連絡があり、
弟鉄郎の死が近いことを知らされる。
ダメ男の弟役鶴瓶の軽妙な演技はうまい。
その弟を心配する姉役吉永小百合の押さえた演技も光る。絶妙な対比でほろりとさせる。
姉弟の繋がりやターミナルケアの問題も絡めたなかなか面白い一作でした。


目黒シネマは目黒駅からすぐの小さな映画館です。
2本で1500円。
5回行くと1回無料のこの映画館。
ちょうどそれに当り、先週行ってきました。
お天気が良かったので水筒を持ちおむすびを持って散歩がてら出かけました。
二本観るのは結構しんどいけれど、久し振りに映画を堪能しました。
「スープ・オペラ」は微妙でしたけど。



昨夜は
posted by strauss at 21:39| Comment(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

「オカンの嫁入り」

ある深夜、母・陽子(大竹しのぶ)が酔っぱらって若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってくる。
この人と結婚すると宣言する母。
娘の月子(宮崎あおい)は戸惑い、母のあっけらかんとした態度に腹も立ち家を飛び出す。
行く先は家族同然の付き合いをしている大家のサク(絵沢萌子)の所。
かたくなな態度をとり続ける月子だったが、
陽子の勤務先の村上先生(國村隼)のとりなしや、外見とは違った研二の気まじめさと打ち解けようと努力する姿に、次第に心を開き始める。
しかし、月子は心に大きな傷を抱えていて、
母陽子もまた月子に言えない秘密を持っていた。

昨夜「オカンの嫁入り」完成披露試写会に行ってきました。
上映一回目と言うこともあり、主な出演者全員の舞台挨拶がありました。
報道のカメラが並ぶ会場は東京FMホール。
(中に一人、やけに派手なカメラマン?と思っていたらりりこさんでした)
ほんの30センチほどの高さの舞台で、私は一番前だったので、手が届くほどの近さ。宮崎あおいの小顔に驚き、大竹しのぶのチャーミングさに納得し。
映画は母娘の微妙な心理の葛藤を明るく描いていて、ほろりとさせられました。
9月封切りだそうです。

今日は犬島の記事のはずが、書き終わってほっとしたら保存をわすれ消してしまいました……。
ショック。
また明日にしま〜す。



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2010年06月04日

「ゴールデン・スランバー」「食堂かたつむり」

目黒シネマでの上映、最終日だったので散歩がてら行ってきました。
「ゴールデン・スランバー」
首相暗殺の容疑者にされる青柳。
追手は警察だが、背後に大きな力が働いている。
堺雅人扮する青柳と脇を固める俳優陣がいい。
追う側に、香川照之、永嶋敏行(かなり不気味で凄味があった)、石丸謙二郎ets.
舞台は仙台。
そもそもの発端。大学時代の同期、森田(吉岡秀隆)に誘われて釣りに行く約ために待ち合わせる。
折りしも仙台出身の首相が凱旋パレードが予定されていた。パレード通過点の近くに車を止めていると、爆発音が聴こえる。
森田は、実は多重債務に苦しんでいて、債務と引き換えに青柳を連れ出すよう言われたと告白。車の下には爆弾が仕掛けられていると言う。事態が呑み込めない青柳に、森田は逃げろと叫ぶ。
そこから逃走劇が始まる。後輩(劇団ひとり)を巻き添えにしながら、昔の恋人(竹内結子)や袖すり合った入院患者(柄本明)、花火師(ベンガル)に助けられながら逃亡を続ける青柳だったが、どうやっても逃れられないと悟り、重大な選択をする。
伊坂幸太郎原作のハードボイルドタッチのエンターテイメント。
ハリウッド映画にありそうな設定ですが、登場人物がそれぞれに魅力的。
楽しみました。

もう一本は「食堂かたつむり」
「かもめ食堂」「めがね」に似たような雰囲気の映画。原作は未読なので何とも言えませんが、似てるというのはそれだけで興味が薄れる。
余貴美子、三浦友和が良かった。
料理は美味しそうだったけれど……。
ロハス的な話はあまりしつこく言われる(口に出しているわけじゃないのに、そんな気になる)となんだか反抗したくなっちゃうんだよね。
一種正義だから。私も素直じゃないし。


映画の帰りに近くのギャラリーで写真展を。
このギャラリー住宅街の一軒家で隣にはトラットリアもあり、ギャラリー内部にもちょっとしたカフェがあります。
一階と二階の展示室を観て、カフェでコーヒーを頂き、ギャラリーの奥様としばし雑談。
目黒不動尊の脇を通り、森試の森公園を散策して、
時折見かけるシェルティとウサギを遊ばせている髭のオジサンと言葉を交わし、
月末月初を済ませて疲れた頭をほぐしてきました〜


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2010年05月14日

のだめとドン・ジョバンニ

「のだめカンタービレ最終楽章・後編」
後編がやっと公開され、行ってきました。
前回よりやや大きくのだめや千秋の精神的な部分に触れ、人間ドラマの趣か。
もちろん音楽もたっぷり。
千秋との共演を夢見るのだめ。曲はラヴェルのピアノ協奏曲と決めるが、ひと足先に千秋はRuiとの共演を果たす。先生からはコンクール出場を止められていて、すっかり自信をなくしたのだめの前にシュトレーゼマンが現れ、のだめは共演を承諾。プラハにてショパンのピアノ協奏曲でデビューを飾る。
力を出し切り、これ以上は弾けないと言うのだめに千秋は手を差しのべる。
二人の恋はハッピーエンド。
コミックを読み始めて何年経ったでしょう。
漸く終わりました。
(番外編も出てるみたいですが)
このお話がかくも人気が出たのは、音楽家を目指す若者の葛藤を、音楽に乗せて表現したことにあるのでしょう。クラシック初心者の私にはまさにぴったりでした。
長い間楽しませてもらいました。



「ドン・ジョヴァンニ〜天才劇作家とモーツアルトの出会い」
モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の台本を書いたイタリア人劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテ自身の恋愛物語を絡めながら描かれる。
ダ・ポンテ、モーツァルト、カサノヴァ、サリエリなど実在の人物がウィーンで一堂に会し、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」が出来上がるまでを追って行く。
モーツアルトの映画は「アマデウス」が印象に強く残っています。
本作は詩人ダ・ポンテの物語で、彼の眼を通したモーツアルトの物語とも言えますが、あくまで主役はダ・ポンテ。
背徳行為を行ったとされヴェネチアを追放になったダ・ポンテはウィーンに行き、カサノバの紹介でサリエリに会う。オペラの台本を書くことになり、モーツアルトと対面し、
自らの体験を基に「ドン・ジョヴァンニ」を新しい構想で書き上げる。

ダ・ポンテという詩人、劇作家の存在を知らなかったので、とても新鮮で興味深いストーリーでした。
劇中流れた楽曲も多彩で、素晴らしかった。
「ドン・ジョバンニ」はもちろんのこと、
「フィガロの結婚」も随所に使われ、
サリエリの楽曲、ヴィヴァルディ「四季」等、
また、ダ・ポンテとモーツアルトの出会いのシーンではバッハ「トッカータとフーガ」が強い印象を残しました。
あの頃の退廃的な雰囲気が何ともいえずいい。
ヴェネチアの仮面カーニバル、運河をゆくゴンドラ、当時のウィーンの街並み(CG)も想像を掻き立てました。

ここのところクラシック繋がりの映画が続いています。
コンサートに行きたいな〜と切に思いますが、
先ずはとりあえずうちの演奏会のために頑張らないとね!!

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2010年02月04日

南極料理人

南極大陸にあるドームふじ基地における、第38次南極観測隊の日常を描く。
原作は食事担当として参加した西村淳さんの「面白南極料理人」
氷と雪に閉ざされたドームふじ基地は、標高3800メートルの極寒地域。(生物は皆無)一年の平均気温は−54℃。
家族と遠く離れた究極の単身赴任の面々がそこで行っているのは氷床掘削。地下の氷を調査分析するわけで、実際、日本の観測隊が掘削したのは深さ3000メートル、何と72万年前の時代まで到達しているとのこと。(すごすぎてぴんとこないですね)
単調な生活を支えているのはやはり3度の食事です。
実に美味しそうな料理、
例えばミッドウインター(冬至)には正装して豪華なテーブル(フォアグラのソテーが出ました)になり、
素朴ではあるけれど料理人ならではの品数の多い朝ご飯。サケやイクラの入ったお結びの昼食と、様々です。献立には苦労したでしょうね。何しろ食材が限られている。基本冷凍食材です。(冷凍食品ではありません)
和、洋、中とメニューは豊富そうでした。
このあたり、原作を読む方がよくわかるかもしれません。(私は未読)
監督:沖田修一
キャスト:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛他
音楽:ユニコーンの阿部義晴
思わずにやりとさせられる、そんな笑いや、声をあげての笑い、色んな種類の笑いに包まれます。
想像を絶する世界での悲哀も感じるからでしょう。
寒いのに温かい映画だと思いました。
食事って大切ですね。
こんなものを見つけて、ビデオに見入ってしまいました。






お時間がある方は是非。
posted by strauss at 18:26| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

のだめの日

映画「のだめカンタービレ前編」
観てきました。
とにかく大音量で聴く音楽がいいし、
千秋がジョギングするウィーンの街、
楽友協会での指揮。
そしてのだめや千秋の心の葛藤など、ぐっとくるシーンもありで、とても楽しんできました。
アニメ的なオーバーアクションが嫌いな方にはちょっとしらける場面もあるかもしれませんねぇ。
でもコミックから入った私としたらそのままの世界を堪能させてもらました。
本来結構重いテーマでもあるので、
これくらい明るくするのがいいのでしょう。
何よりクラシックを楽しく聴くというとてもいい機会です。

さて、映画の後はNHKホールで
「のだめオーケストラコンサート」
映画で使われた音楽の数々を今度は生で。
のだめオーケストラはドラマとアニメ化のために結成されたオーケストラです。
コンサートマスターは大阪フィルハーモニー交響楽団のコンマス長原孝太。
他東京都交響楽団推薦メンバーとオーディションで選ばれたメンバーで構成されています。
指揮は梅田俊明
演目
ベートーベン:交響曲第7番
ラヴェル:ボレロ
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:序曲「1812年」
アンコールでドヴォルザークのチェコ組曲「ポルカ」
J.シュトラウスのラデツキー行進曲
盛り沢山でした。
ラヴェルのボレロは私も演奏会でやったことがありますが、本当につまらなかった。
同じテーマが延々繰り返されるのです。
でもオーケストラで聴くと素晴らしいんです、これが。
多彩な楽器のソロの競演とも言えます。
フルートのソロはとても美しい人で音ももちろん美しかった。
大好きなオーボエも三種類が紹介され、
どの音も良かったですねぇ。
チェロのトップはとても楽しそうに弾いていて、こちらまでぐんぐん引き込まれてしまいました。
映画の中でも演奏されたチャイコフスキーの「1812年」は力強く面白みのある曲でしたし、
ウィリアム・テルはあまりにも有名ですが、生で聴いたのは初めてかも。導入の重厚さと軽快な部分が幅を感じさせます。
(つい現代アート展でのクラシックカラオケを思い出して、思い出し笑いをしそうになりましたが)

メンバーの中には映画に出演していた方もいました。
映画では千秋が歴史はあるのに見る影もなくなったオーケストラの常任指揮者に迎えられ、気難しいコンマスと次第に心を通わせ、団員の心を一つにし、
最後には観客の心を掴む演奏ができるまでを描いています。
ですから楽団員は外国人です。
玉木宏は堂々と千秋を演じ、全く見劣りがしませんでした。
(さすがに指揮は、ね)
のだめの上野樹里もテレビドラマのあの舌足らずな話し方と表情の豊かさで見せてくれました。
コンサートと映画の話が混ざってしまいましたが、
まさにこのコンサートは映画と昨夜から始まったアニメ最終章のためのコンサートでした。
観客の中には子供も多く、フジテレビの軽部アナウンサーの軽妙な司会進行で楽しく聴ける構成になっていました。
本格的なクラシックを子供に広めたのも「のだめカンタービレ」の大きな功績ですよね。
心踊る一日となりました。
posted by strauss at 23:38| Comment(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

ディア・ドクター

監督:西川美和
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、香川照之他

山間の村からたった一人だけの医師が失踪。
その二ヶ月前、診療所に研修医として赴任してきた相馬。村の住人から頼りにされ慕われている勤務医の伊野との出会いだった。
看護師の大竹朱美と共に伊野に付いて歩く日々で、次第に伊野へ共感を抱くようになる。
ある時独り暮らしの鳥飼かづ子が倒れ、伊野の診察を受ける。かづ子は癌だった。彼女には医者の娘がいて、面倒をかけたくないから絶対に言わないで欲しいと頼まれる。
伊野は約束を守るが、守るために自分が偽医者であることを相馬に告白するはめになる。
相馬は冗談だと相手にしなかった。失踪して始めてそれが真実であったことを知る。
二人の刑事によって暴かれて行く伊野の正体。
あんなに慕い頼っていた住人達は誰も伊野をかばわなかった。

「医者に祭り上げたのはあんた達じゃなかったのか」
と言う刑事の言葉が印象的。
ラストは懲りない伊野が別の姿で登場するが、これがあったから救いになった。
原作では弟の視点で描かれ、偽医者であったことは匂わせているだけ。
映画を作るってこういうことなんだろうなぁ。
鶴瓶、瑛太、余貴美子、薬品会社のプロパーである香川照之も良かった。
村の自然と、キャストの良さで最後まで面白く観ました。




今日は
posted by strauss at 22:13| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

スカーレット・ヨハンソン二本立て

あまりに天気が良かったので午後から散歩。
ずんずん歩いていたら目黒駅に着いたので目黒シネマで映画を観ることに。
久しぶりの映画館。
しっかり二本観てきました。

「そんな彼なら捨てちゃえば」
監督:ケン・クワピス
出演:ベン・アフレック 、ジェニファー・アニストン 、ドリュー・バリモア、 ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソン

同じ会社で働く三人の女性の恋のお話。
一目ぼれ、浮気、様々な愛の形を笑いや涙を誘いつつ楽しく見せてくれるラブコメディ。
ちょっと相関図が複雑。
それぞれのカップルが少しずつ関わり合っているので微妙に混乱……。
それなりに楽しませてくれました。

「それでも恋するバルセロナ」
監督:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム

親友同士のヴィッキーとクリスティーナ。夏をバルセロナで過ごすことに。ヴィッキーはNYにフィアンセがいて、結婚も近い。堅実な人生を歩むタイプ。
クリスティーナは芸術家肌。
画廊でのパーティーで二人の前に現れる画家ファン。ぶしつけな彼に惹かれる二人。
ファンには別れた、やはり画家の妻がいた。
この妻にペネロペ・クルスだが、ぴったりの役どころ。
ウディ・アレンの演出は客観的に描きすぎていて入り込めない部分がある。
賞も取ってるのにね、これ。
それなりのおもしろさ。
ペネロペ・クルスは良かった。
スカーレット・ヨハンソンは別に特に美人でもないが、何故か魅力のある人。
最近はウディ・アレンの作品づいてるから、雰囲気が変わったというか、当たり前すぎて面白みがなくなった気もするけど・・・。

やっぱりたまには映画館で観ないと。



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2009年08月28日

未来の食卓

監督:ジャン・ポール・ジョー

南フランス・バルジャック村の1年間を描いたドキュメンタリー。
美しい自然に囲まれた南フランス、バルジャック村。ショーレ村長は学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにするという前例のない試みに挑戦した。
大人たちはコストがかかるオーガニックが村の財政でまかなえるのか戸惑っていたが、オーガニック給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ変化していく。
村はガール県のあるラングドック地方は、古くから優れたワインの産地としてとして有名。
舞台となるバルジャック村もブドウ栽培が盛んな南フランス、セヴェンヌ山脈の麓に位置する小さな村である。
しかし、村人の63%が所得税免除の低所得だと言う事実がある。
ガール県はオーガニック農家数が278世帯、フランス国内において、オーガニックの学校給食導入のリーダー的存在だ。
本編では、村長を中心にオーガニック農家と一般農家の対話のシーンもあります。
自分たちのやり方を押し付けず、環境によって子供たちの健康が損なわれることを何とか食い止めようとする気持ちを伝えている。

冒頭、ユネスコ会議でアメリカの科学者が出席者に問います。
「あなたの周りに癌や糖尿病にかかった人はいますか」
ヨーロッパでは、癌など生活習慣病の70%は食習慣を含む、環境に原因があると言われている。地球の温暖化、環境破壊にも農業のあり方と食生活が密接に関係している。

現在、ガール県内では75戸の農家が有機栽培のための転換期を過ごしている。
(有機栽培を始めて3年経たないと認められない)


我家の子供たちは三人三様にアレルギーを多少なりとも持っています。
特に次女が一番重い症状。
そのせいか食生活にも大きな関心を持っており、
必ず成分表を見て、安全な物を口にするように努力を続けています。
そのこだわりには頭が下がります。
本当は親の私がしなければいけないことだったのに……。
友人に野菜の残留成分を調べる研究所で働いている人がいて、もうずいぶん昔に「輸入野菜は絶対に食べてはだめ」と言われました。
国産はまだまし、とも。
それはいつかこのブログでも書いたことがあるかもしれませんが、
姉の嫁ぎ先の近くの野菜農家が、出荷する野菜は絶対に食べない、自分たちが食べるものは別に作っている、と聞いたのはそれこそもっともっと昔の話。
映画の中でもインタビューに答えた人がそう言っていました。農家も危険性を十分承知しているのです。

映画の中でフランス中の農家が全部有機栽培を始めても国民の食べる分は充分賄えると言っていました。
一般農家にも、消費者にも錯誤が浸透しているのかもしれません。
自分の身は自分で守る。
今はそれしかありませんね。
次女は
「人には押し付けないわ。その人の勝手だから」
と言っています。
でもうちにくると必ず気付いたものの成分表をチェックするんですよ。
私も気をつけなきゃね。

フランスワインのファンの方、
このドキュメンタリー、ご覧になってはいかがでしょうか。




posted by strauss at 23:03| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

COCO CHANEL

Bunnkamuraル・シネマにて

鳳蘭の舞台を観たことはここにも書きましたが、
今日は映画です。
物語は15年間のブランクの後、復帰のコレクションを開催し、不評に終わるところから。
そして思いは過去へ。
母親の死後妹と共に孤児院に預けられるが、迎えに来ると言った父親からも見捨てられ、
彼女は仕事を求めて孤児院をあとにする。
お針子として働く日々だったが、将校に求愛され彼の屋敷へと移り住む。そこには運命の出会いが待っていた。

プライドを持ち、決して客に媚びることをしなかった若き日の彼女をバルボラ・ボブローヴァが演じる。
とても魅力のあるキャストだった。
もちろんシャーリー・マクレーンも。
2時間半近くの大作にも関わらず、最後まで映像に釘付けでした。
映像のいいところは手元まではっきり見えるところ、
人がものづくりをするのって観ていて飽きることがありません。
戦前戦後のパリのファッションしかり、女の社会的立場しかり。
美しく切なく。
女として生きるというより、人間としての生きる姿勢を見せてくれたかもしれません。
いい映画でした。


この日の渋谷もBunnkamuraもあまりの人の多さに驚きました。
ドゥマゴでランチをしたのですが、目の前には「だまし絵」展への長蛇の列。
映画館の前も人で埋まっていました。
お盆に空いているのは通勤電車だけか……

posted by strauss at 23:02| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

アマルフィ・映画

出演:織田裕二、天海祐希、佐藤浩市
   佐野史郎、小野寺昭、平田満
   大塚寧々、戸田恵梨香、伊藤淳史他

フジテレビ開局50周年の企画。
プロットの段階から関わった真保裕一がそれを元に書き下ろしているのは、ブログでも紹介しました。
あとがきに本は本、映画は映画でかなり違った部分もあるのでそれぞれに楽しんで欲しいとありました。
なるほど。
映画はオール海外ロケでスケールも大きいことは大きいけれど、本の方がもっと大きい。
ただ大きいだけでなく緻密な部分もあります。
多分映画を観て、本を読む、というのがいいのかも。
織田裕二はいつも小難しい顔をしていて、天海祐希は固定化されたイメージが抜けないし。
脇がなかなか良かった。
本とちょっと違うのは天海祐希の人物設定。
外資系の銀行で働く彼女が娘を連れてバケーションにアマルフィへ出かける、のが本。
映画では看護師である天海祐希が、視力を失うかもしれない娘にアマルフィの街を見せるために出かける。
キャストを見るだけで犯人がなんとなくわかってしまうのはエンターテイメントの特徴か。
とにかく、娘が誘拐され、その身代金を用意するが、この場合、本の方がリアリティがある。
娘から目を離すのも、映画ではホテルで娘がトイレに行ったからだけれど、
いくらホテルの中でも親は絶対目を離さないだろうし、娘の方も初めての場所で一人でトイレに行くとは思えない。
と、細かいことを言えば突っ込みどころがいっぱい。
外務大臣を迎えるための大使館の準備は知らない部分だけに興味深い。
でもアマルフィの街は本当に美しかったし、
サラ・ブライトンの歌声ももちろん。
楽しめるエンターテイメントでした。


posted by strauss at 21:10| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする