2014年04月13日

モスクワの劇場

モスクワも春が近くなってきました。
昨年10月にこちらにやってきて、半年が過ぎました。
暗く長い冬もそろそろ終わりです。
一番辛いのは、太陽が顔を見せない時期ですね。
夜が明けるのが10時ごろ、日が暮れるのが17時ごろ。
曇っていると一日中暗いのです。
冬至を挟んでひと月近くは続きますね。
年が明けると、それでも晴れの日がぽつぽつと出てきます。
雪も降れば外が仄明るく、少し気分が上向きになります。
そして一気にマローズ(寒波)!
−20℃以下になることも。
そういう時は大抵晴れるので散歩に出ますが、吐く息で髪やマフラーが凍ります。
気持ちはいいですけどね!
現在はというと日の出6時半ごろ、日の入り20時半ごろで、
一日がなが〜くなりました♪

前置きが長くなりましたが、今回は劇場のことなど。
バレエやオペラのシーズンは秋から冬です。
やはり暗い季節を劇場で楽しもうということなのですかね。
で、私も昨年から今年にかけて数々の舞台を観てきました。
★ボリショイ劇場 「ジゼル」
★ボリショイ劇場新館 「ジゼル」「白鳥の湖」
★スタニフラフスキー・ダンチェンコ劇場 「椿姫」「エフゲニー・オネーギン」「ジゼル」
★ドームムジキ(音楽劇場なんですが、そう言うならボリショイなんかも音楽劇場なんです)
 オルガにスト、リュドゲル・ロマンのコンサート。バッハ、モーツアルト、ワーグナーなど。
★モスクワ音楽院コンサートホール 日露親善コンサート・日本の高校生によるブラス
★ノーバヤオペラ劇場(新オペラ劇場)で男性の唄
(元の演目がキャンセルになったので、よくわからないまま聴いた…笑)
一シーズンではちょっと少ないですね。来シーズンはもっと行こうと思います。
せっかくモスクワにいるのですから。

ボリショイ劇場
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ボリショイ劇場新館
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ダンチェンコ劇場
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ドームムジキ
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モスクワ音楽院(チャイコフスキーコンクールが行われるホールです)
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ノーバヤオペラ
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どこも立派な劇場です。
芝居もそろそろ観たいと思いつつ。
解らない言葉で4,5時間はきついなと、なかなか挑戦する気になりません。
でもいつかはきっと。





 
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2013年12月09日

モスクワは雪の中

ここのところ毎日雪が降り、気温が不安定で融けたり凍ったりを繰り返していましたが、
やっと零下5度前後に安定してきました。
今日は−5℃です。
昨夜はそこまで気温が下がらず道路の雪が少し融けていたので、今朝は多分かなり凍っていることでしょう。
朝のニュースで転ばない歩き方及び転び方の秘訣を流していました。ロシアの人も転ぶんですね〜。

さて写真は12月1日のもので、まだ雪はありません。
赤の広場にツリー、スケート場、氷の彫刻などがお目見えし、この日は日曜とあって賑わっていました。
昨日の夜オペラを観に行った時、近くのイルミネーションがきれいでした。
これから先出ることがあれば写真に撮ります。
オペラのお話はまた次回。
写真のアップの操作がやりにくくなったので更新が滞っています。
忘れないうちに記録しないとだめですね……

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2013年11月19日

モスクワの地下鉄

モスクワの地下鉄駅構内は美しいことで有名です。
見学ツアーもあるくらいです。
いつもは緊張していて写真を撮る余裕などないのですが、この日は若い元気な女性と一緒だったので、うまく撮れました。

地下鉄
地下鉄マヤコフスカヤ駅の構内です。

地下鉄
天井画は一つずつ違います。
きれいですよね。

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ここはキエフスカヤという駅で、キエフ行の列車が出る駅の近くです。3つの地下鉄の線が交差している駅なので、人も多く、活気があります。
構内はきれいですが、絵柄は旧体制然としています。

わざわざは行きませんが、乗り換えなどできれいな駅に降りたら、またご紹介します!

写真が表示されない問題は解決しました。
でも、なんで面倒な操作になったのか訳がわかりません。
とりあえず、どうすれば良いのかわかたので、ほっとしました。


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2013年10月29日

プーシキン美術館周辺

家探しの間ホテルにばかりこもっていてもつまらないので、
美術館が集まっているエリアに3回出かけて行きました。
最初に行ったのは、トレチャコフ美術館の新館で、ここはアートパークという公園の中にあり、
芸術サロンと同じ建物になります。
本当はプーシキン美術館の新館、ヨーロッパコレクション館に行きたかったのですが、
勘違いして歩き始めてしまって……地図も持って出なかったものだから(無謀ですよね)まあ探したこと探したこと。人に訊いてもしらないと素っ気なく言われるし、雨は降るし、どうなることかと思いましたが、一時間ほど歩いてようやくたどり着きました。
新館なのでロシアの現代アートが中心でした。なかなかロシアのアーティストの作品をまとめて観る機会がなかったので、楽しかったです。
企画展のナタリヤ・ゴンチャローワが思いがけずとても良くて、やったという気分になりました〜
建物の写真はありませんが、普通のビルって感じでした。

再びそのエリアに行き、今度はプーシキン美術館へ。
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元からある方です。こちらは企画展がデザイナーズブランドのドレス展示で、面白かったけれど、その日はゆっくり歩きたかったので、ちょっとドレスが邪魔になりました。
人出は多かったです。
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このエリアは地下鉄のクロポトキンスカヤが最寄駅。
駅を出ると河岸通りに面して荘厳な教会が目に飛び込んで来ます。
救世主キリスト聖堂です。
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昔からあったロシア正教の教会ですが、ソ連の宗教弾圧で破壊され、再建されたのは崩壊後になります。
だから私は初めて見ました。とても美しい教会です。
鐘の音が素晴らしく、しばらく聴き入ってしまいました。
私が20年前に住んでいた時、この場所にあったのは屋外プールで、零下数十度の日でもロシアの人達は泳いでいました。湯気がもうもうとあがる、一種名所になっていました。

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2013年09月11日

秋ですね!

昨日はオーケストラと演劇の融合の舞台を観てきました。
サントリーホールのサマーフェス最終日「良い子のご褒美(日本初演)
作:トム:ストッパード
音楽:アンドレ・プレヴィン
翻訳:村田元史
指揮:飯森範親
演奏:東京交響楽団

ロンドンでの初演は1977年のこと。
舞台はレニングラード(現在のサンクトペテルブルグ)の収容所。
オーケストラの前にある二つのベッドが監房。
登場人物は、反体制派の人物として逮捕された男と、トライアングル奏者で自分専用のオケを持っている妄想に取りつかれた男。
反体制派の男の息子(9歳)
他に医者、教師、大佐。
主な人物の名前は全員がアレクサンドル・イワーノフという設定。
不条理劇です。
舞台の展開を想像している時の方が楽しかった。
実際に観ていると、どうもどちらにも集中できない。
ちょっと疲れモードだったせいかもしれないけど。
こういうものも慣れかもしれないなぁ。

さて、体制が崩壊しソヴィエトからロシアになった国へ行くことになりました。
今は家の片づけに追われています。
ほとんど家にこもっているので、用事が出来た時はいっぺんにいろんなことを済ませようと思い出かけるのですが、まあこぼれるこぼれる(苦笑)
元々そういう詰めの甘い所があるので、いつも息子に「行ってきます」と言って出た後にかならず帰ってくるよねと言われていました。(夜行バスで帰省するとき携帯を忘れ届けてもらったこともあった)
今朝も、LAの娘と熊本の甥に小包を送るので郵便局、粗大ごみ券の買い足し、お祝いにする新券のために銀行と、出かけたはいいけれど、熊本の住所を控えた携帯を忘れ、粗大ごみ券が何枚足りないか書いてあったのに確認し忘れ、用事が半分しか済まなかった……。しかも小包はひとつ持ち帰り……。
まったくなぁ。。。
午后はまた出かけるので、色々寄らなくちゃ。
普段は、運動になるから出直すのもいいと思っているから余計だめですね。
こういうことやってるから片づけが済まないんだなぁ。
学習しないので、いっつも同じこと繰り返してます。反省。

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2013年09月04日

おわら風の盆2013

越中八尾に通い始めたのは10年以上前のこと。
前半は八尾からバスに乗って利賀へ。
後半は八尾止まりで風の盆に移行します。
輪踊りに参加して、踊る魅力にとりつかれたので。
今年も浴衣と下駄持参で行ってきました。
お世話になるのはかたかご庵姉妹店のアンティークショップ羅・Bee。
宴会しながら優雅に楽しませてもらいました♪

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羅・Beeの店先、風の盆のステンドグラスが目印。

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店内の様子。
特に、幕末から明治にかけて八尾で作られた丸山焼は、現在は窯もないので珍しいと思います。
私も毎年記念に購入しますが、娘への土産です。いずれ終の棲家へ帰ったら改めて、と思いますが、その頃には買えないかも……。

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坂の上から下りてくる町流し。静かなので、宴会しながら時々外を覗きます。

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男踊りはキレがよく、見ていて気持ちがいい。それでいて、そこはかとなく色っぽい。

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椿は八尾の花

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マンホールは石畳。だから目立たないですよね〜

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このコロッケが美味しいんですよ!!
熱々を頂きました〜

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2013年09月03日

SCOTサマーフェス

久々の利賀へ。

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天候不順な山間。

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この日は土砂降りの雨の中での野外芝居。
でも花火もしっかり上がり、恒例の鏡割りもありました〜
ススキの穂も。

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利賀はすっかり秋でした。
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2013年08月27日

夏会期は9月1日まで。

瀬戸内国際芸術祭・夏会期中
せっかく岡山にいるのだからどこかへ行ってみたい。
母は3年前の芸術祭で、男木島と大島に渡れなかったことを悔やんでいて、
特に、女木島から見た大島の美しい景観が忘れられないから是非行きたいと言う。
前回の時もそうだったけど、今年も瀬戸内の暑さは半端ではない。
毎日、TVで熱中症の対策をと言っている。
置いた母と一緒ならそれほど動き回ることはできない。
大島だけなら、高松までマリンライナーで一時間弱、そこから高速船で30分弱。
島で2時間を過ごし、同じ経路で帰れば、まあ何とか疲れないで行ってこられるだろう。
ということで、行ってきました。
大島。
国立ハンセン病療養所の島です。

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海の景色はやっぱり夏が美しい。

名古屋造形大学・やさしい美術プロジェクト
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空き室に展示されているのは入所者の方が魚釣りに使っていた小舟。

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入所者の方々の著書や読まれている本。

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船着き場

時間が経ってしまいましたが、下書きに入れっぱなしになっていた記事をアップします!
瀬戸内芸術祭の秋会期は10月5日より!
どうぞ瀬戸内海の街へ、島へ!!
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2013年05月20日

東をどり

新橋演舞場で東をどりを観てきました。
東銀座の駅地下がきれいになっているのに驚いた。
お店もいっぱいある。
歌舞伎座が新しくなってから初めて来て、こんなことになっていたんだと感心した次第です。

タリーズでカプチーノを頼んだら、
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シナモンパウダーが隈取り!!
これでもいいけど、泡に絵を描いたらもっと感激すると思うんだけど。

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芸者さんはきれいだったけど、
観客席の和装の女性の皆さん、見とれるほど粋な人が多かった!
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2013年03月07日

鎌倉散策

昨日鎌倉へ行ってきました。
春のぽかぽか陽気で、歩いているときは汗ばむほどでした。

北鎌倉で友人たちと合流。
古民家ミュージアムでお雛様を観ました。
江戸時代の古いものから、布のつるし雛まで所狭しと並んでいて圧巻でした。

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お庭の梅もそれはきれいでした。
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その後東慶寺へ。
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紅白の梅、福寿草、枝垂れ梅。きれいでした!

その後八幡宮の方まで歩き、近くでランチ。
パスタランチの前菜は2種類。
私は前菜盛り合わせを。どれも美味しかった♪
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これは友人のチョイスでマグロのカルパッチョ。

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パスタは春らしく菜花とホタルイカ。

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デザートはお店お薦めのパンナコッタ。

このイタリアンのお店、偶然にも2年前のあの日に来たお店でした。
私がそう言うと、友人の一人が「私は前回この店に来た帰りに事故にあった」って。
事故に遭ったのは聞いていましたが、ここではねられた(横断歩道を渡っていた)という三叉路を歩きながら、
あの店は鬼門かしらと苦笑いました。(彼女の怪我が大したことなかったから良かった)
昨日は何があったというわけではないのですが、
鎌倉街道を歩いているとき、目の前で止まった高齢の婦人の二人連れ、ご姉妹のようで、一人が必死に「お姉さん、お姉さん。どうしたの!」と呼びかけています。
お姉さんと呼ばれた方は突っ立ったままびくとも動きません。
目も何かおかしい。119番通報し、立ち止まった場所がお店(有名なレストラン)の前だったので、お店の方に救急車が来ることを伝えました。
救急車が来るころには表情も戻り話せるようになりましたが、状況が全く分からない様子。
15分後、救急車が到着。
救急隊員が名前を聞きますが、その方は答えられず妹さんを見るばかり。
二人は救急車に乗って行かれました。
お姉さまの方は75歳と仰っていました。

この日会った友人二人は昔私が横浜に住んでいた頃のご近所さんで、
幼稚園に入ったばかりの長女を筆頭に3人の幼い子供を抱えた私を支えてくれた人たちです。
一緒に人形劇をしたり、読み聞かせをしたり、久し振りに懐かしく思い出しました。
あのころはみんな若かった。
今は皆がそれぞれに老親を抱えています。
そして、近い将来自分にも起きるかもしれないことです。
しみじみ感じた出来事でした。

国際文芸フェスティバルの続きは前回の記事に追記しました〜!





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2013年02月17日

Ryoko Classics & 「異邦人」& 「abさんご」

週末は二つのホールへ。

サントリーホールにて、森山良子シンフォニックコンサート。
表題通り、森山良子がクラシックを唄うという、新しいCDに収録された歌からの選曲も。
出演は
ヴォーカル:森山良子
指揮:渡辺俊幸
ゲスト:小松秀典(バリトン)
    早川純(バンドネオン)
ピアノ:中島剛
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

オープニングは観客席も一緒に「この広い野原いっぱい」の大合唱から。
指揮の渡辺氏作曲の「翼」「初恋」「あなたが好きで」
他に管弦楽だけの演奏で、
大河ドラマ「利家とまつ」メインテーマ
NHK朝ドラ「おひさま」メインテーマ
二部の最初は「さとうきび畑」
ここからいよいよクラシック。
バッハ、シューベルトの「アヴェマリア」
ショパン「子犬のワルツ」
ヨハンシュトラウス「ほろ酔いの歌」等々。
アンコールは「魔笛より ぱ・ぱ・ぱ」で、バリトンの小松氏との演奏でしたが、
いやなかなかのもの。
森山さんお幾つ?
声の伸びも良く、高音も出ていて素晴らしかった。
トークも楽しいから、大いに満足しました。

芝居、というかダンスというか、
世田谷パブリックシアターで観たのは、
カンパニーデラシネラ「異邦人」
演出の小野寺修二氏はマイムからダンスへと移って行った人らしく、
セリフは極端に少ない。
一人役者の片桐はいりのセリフが力強い。
舞台いっぱいに上下左右奥行まで見せて惑わせる。
コミカルに、魅惑的に。
役者(ダンサー? 大駱駝艦の田村一行さんもいたしね)さんたちの身体能力に瞠目。
半端な動きだと興ざめだけれど、そこは訓練の賜物?
まるで重力がないかのような動きも。
マイムの楽しさも味わえる。

KAATの「耳なし芳一」が気になってたんだけど、行こうかな〜
(振付が小野寺氏)

アフタートークは浅野和之を迎えて、小野寺、片桐のお三人で。
司会が一本調子なのにしゃべりすぎで、(時間の関係だろうけれど)
ちょっと興ざめ。


さて、黒田夏子著「abさんご」
読みました。
最初は戸惑いつつも、目は慣れてくるものだ。
でも慣れたからと言って、すんなりと入ってくるものでもない。
物語は行きつ戻りつしてある父娘の日常生活が描かれる。
暮らした家の記憶。
記憶を探るのは彼方から俯瞰する目。

漢字が極端に少ないうえにご存じのとおり横書き。
読み始めてすぐ、漢字の便利さに甘えていたんだなぁと自覚させられた。
特に俳句に使う漢字にはかなり頼っていたことは否めないかな。
他の特徴として、
「かゆみをもたらす小虫の飛来からねむりをまもるためにつられた」、「やわらかい檻」とか、
「天からふるものをしのぐどうぐ」とか、
「死者が年に一ど帰ってくると言いつたえる三昼夜」という調子で、
昔次女が高校からインターナショナルスクールに入った時、単語を覚えるための宿題が、まさしく単語の意味を説明させるものだったのを思い出した。(毎晩夜中まで泣きながらやってたなぁ……選択肢はそこしかなかったから)
余談でした。
まあそんな感じで、私みたいに読書の速度が速いものにとってはほんのさわりはちょっといらいら…。
でも立ち止まりながらの読書も嫌いじゃないので、ゆったりペースで読みました。
選考委員の誰だったかが言っていたように、ほんとうに美しいのです。
何だか不思議な余韻が残る読書になりました。

ふと、平野啓一郎著「日蝕」を読んだ時を思い出した。
辞書片手に立ち止まりながら。
選考委員の誰だったか(こればっかり…苦笑)
黒田氏の工夫はただ一つ、小説を読者にゆっくり読ませることだ、と書いていたけど、
それだけなら「日蝕」だって十分ゆっくり読んだけど。(と思うのは私が漢字を知らなさすぎるせい?)
どちらも印象として共通なのは徹底的に客観的という部分かもしれないなぁ。
ものすごく冷静というか。
だから作品世界は美しいけれどひやりとした美しさと受け止めた。
横書きに関しては全く気にならなかった。
だって教科書は国語以外は全部横書きだったよね。
社会も理科も。
だからそれほど言い募ることはないかな。
きっとこの文体のこういう物語だからよかったのかもしれません。
洗練され過ぎていると言った選考委員もいましたっけ。
ほとんどが褒めてました。

来週は住居の断水などあるので、ギャラリーへ行ったり、映画を観たりしようと計画中。
お天気はあまり良くないみたいだけど。







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2013年02月10日

心地よき

金曜日、何を血迷ったか、韓国の歌手、ソン・シギョンのライブに行ってきました。
バラードの貴公子、らしい。
昨年、宮本彬良に新日本フィルと一緒にやったのをネットでちらっと見たので、
それなら行こうかと思ってよくよく見たら、「ファンと共に作る時間」だと!
私浮いちゃうかも〜と心配で、韓国の俳優好きが高じて韓国語を勉強して検定まで受けている人に付き合ってもらった。
これは正解。
通訳の滑舌が悪くて、聞き取れないところを彼女に教えてもらって、それなりに楽しみました。
何と言っても声がいい。
雰囲気がいい。
ファンとの掛け合いも気持ちよく。
しかしながら、ファンはすごいね。一緒に行った友人もそうだけど、韓国語やっちゃうんだものね。
通訳が言う前にファンは反応している。
オーチャードホール、一階はほぼファンでしたね。
私は二階前列で、横だったけど舞台にすごーく近くて、とても良かった。
韓国の男の人って、色気あるよなぁ。
間違って行った割にはすごく満足して帰ってきました。

で、今日は駒場の近代文学館での朗読会。
小池昌代さんが司会というので、行ってきました。
作家の小池真理子さん、青山七恵さん、詩人の池井昌樹さん。
それぞれ次作を朗読されました。
小池さんは「沈黙の人」これとても面白そうです。今までとはちょっと違う感じ。
青山さんは掌編「散歩」母と娘のほんのひとこま。
でも群像(一番新しい)に450枚の、今までとは違った作品が掲載されているそうで、そっちを買って読んでみようと思っています。
お一人、20分ずつの朗読に、休憩を挟んで座談会。
小池さんの仕切は完璧。三人も作家がいるのにうまーく話を持って行って、
普通対談ならまだしも、こんな所では多分聞けないと思われるような話を引き出されました。
三人共にです。
すごい手腕。と、感動しました。
近代文学館の「声のライブラリー」という企画。
これからもあるようなので、また行きたいと思っています。

二日ともそれぞれに違った心地よき時間を過ごしました。

読書感想のアップができない!
もう十冊くらい溜まっている。
最初の方に読んだのは記憶も薄れてきている。
明日は本気でまとめようっと。
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2012年12月17日

千葉市美術館へ

須田悦弘展
本日最終日でした。
そのせいか人が多く、
と言っても、一人ずつ観る作品が多かったのが最大の原因でしょうけれど、
一時間半もあれば観られるかと思ったのに全然足りませんでした。
予定では会期中だけ運行される佐倉の川村記念美術館へのシャトルバスに乗ることにしていましたが、
きっぱり諦めて、須田さんの作品をゆっくり楽しみました。
とても木彫りとは思えない質感、量感を今回も驚きつつ。
少しきれいすぎる気がしないでもなかったのですが、(花弁や葉の傷み具合も含め)
何か一線を越えたような、言葉にできない不思議な力を感じました。
遊び心も満載で、さあ、どこにあるか探してごらんと言われるまま、
作品リストを見ながら、探して歩きました。
一番最後に人に教えられて見つけたのが、二重窓の間にあった枯葉。
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他にも隙間とか、
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お米は雀の絵に添えられ。
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美術館所蔵の浮世絵が多く展示されており、それも見事でした。
展示の仕方も良かった。
壁にかけないで水平で展示されているのも、照明を絞ってあるのもすごくいい。

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美しかった。。。

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雑草シリーズは一番リアリティがあるかも。
初めて観た須田作品が、直島のベネッセハウスの壁の雑草でした。
その時の驚きが思い返されました。

この後、東京へ戻って国立近代美術館へ。
思いがけず面白く、時間が足りなくなったので、再度行こうと思っています。






それにしても
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2012年11月11日

船越桂展

名古屋へ行ってきました。
目指すはメナード美術館。
船越桂2012「永遠をみるひと」

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とても小ぢんまりとして、展示も見やすい美術館でした。
行きにくいのが難点ですが。
*小牧にあるので、名鉄に乗って小牧、そこからバスというのが一番本数が多いと思われます。
私たちは名古屋駅から明治村行きのバスで。往復とも一時間に一本くらいです。

展示は過去のものも含め、小品を含め全91点。
小品というのは何かというと、
お子さんのために作られたおもちゃなどです。
この部屋は、
静寂の音が聴こえそうな船越さんの作品とは打って変わった、
色彩に溢れたワクワクする楽しい部屋!
ピノッキオの絵巻物をはじめ、
制作の時に出る捨てるにはもったいない木っ端で作った、
ミニチュアの家や車など素敵なおもちゃの数々。
作家の新たな一面を見る思いでした。
そして、新作「月の降る森」の部屋。
美しすぎて息をするのもためらわれる感じでした。
どの作品も四方からじっくり鑑賞。
吸い込まれそうになる目は、焦点を合わさず、拒まれてしまうのですが、
それがまた魅力です。
別館のアネックスは休憩所になっていて、制作中の写真が映写されていました。

往復高速バスという強硬軍でしたが、
行った価値はありました。

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味噌カツ丼ときしめんセットのランチも食べたしね♪

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クリスマスツリーも見たしね♪
(カメラを忘れたので写真がいまひとつですが……)



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2012年10月07日

俳句展二日目

朝から雨。
でも今日は友人も多数来てくれ、
楽しんでもらえた様子で良かった。

まずは私の俳句から、
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窓を背にしているので光ってしまったのですが、
右から、
「白椿 儚き未来 差しだされ」
「菊ほのか 白き幻 立ちにけり」
書は書道師範の吉留雪麗

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コーディネート:久珠の会主催・水原亜矢子
写真:細谷克子
書:金谷綾子
句は私です。
「カナカナや 記憶の淵に 立ちつくす」

当日までどの句が使われるのかわからなかったので、とても楽しみにしていました。
とてもよく合っていて、
この句は少し悩んだ句だったので嬉しかったです。
何故悩んだか。
これは、越後妻有で同行の静岡のsalalaさんと毎日三句と決めて二人だけの互選をした時に作句したもので、
記憶という言葉を使う場合、どうしても似たような表現になってしまうから、
記憶の扱いは難しいと話したのです。
(お互いに似たような表現の句になったから)
それでも未練があり、後日「記憶の淵にたちすくむ」はどうかと彼女に相談した所、
「立ちつくす」の方がいいんじゃないかとの助言もあって、ここに落ち着いたのです。
カナカナという哀しげな余韻のある声を聴いていると、
何か過去のことが甦ってくるようなそんな気分になり、
でもそれは決していい記憶ではなく、ふいに呆然としてしまったという情景なんです。
今回の句会では、
震災や身内の不幸が続いたこともあり、
どうしても生死に関わる句を出したく、
こういった句ばかりになりました。

明日は会場全体の写真を載せようと思います。
(今日撮った写真があまり良くなかったので、撮り直しです)



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俳句展初日

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暮れゆく新宿の街。

心配していたお天気も何とか持ち、無事一日目終了。
ちょっとしたアクシデントもあって展示に時間がかかってしまったのですが、
多彩な作品が出揃い、観ていて楽しい展示会になっていると思います。
中には、英語、韓国語、中国語等の訳をつけてらっしゃる方もいらして、
海外の観光客の方には喜んでいただけたと思います。
公共の場所での展示は、今まで俳句を読んだこともなかった人にも見てもらえるという利点があります。
どこでやっているんですかと聞かれる方もいらっしゃいます。
どんな質問をされるかわからないので、こちらも緊張感があり、
他の方の俳句を読むことで勉強にもなります。
今日は慌ただしくてゆっくり写真を撮る暇がなかったので、明日はちゃんと撮ってこようと思います。

終了後近くで懇親会。
いくつか短冊や主催の俳句を書いてくださった書道家の方を交え、
俳句の話はもちろん、恋愛論まで飛び出して楽しい時間を過ごしてきました。
誰かが、俳句をやる人は皆それぞれだけれど、
十七文字に表現するという訓練で、そぎ落とし、
飾らないシンプルさが共通するのではないかと仰った方がいて、
それができるようになればいいなと、自身を顧みて思ったことでした。

俳句展は10日水曜日の14:00まで。
9日火曜日は21時まで会場は開いています。
お天気が良かったら新宿の夜景はそれはきれいです。
どうぞお仕事帰りにお立ち寄りください。
展望室にはカフェもあり軽食もあります。
私は明日は朝10時半くらいからお昼過ぎまで。
明後日は9時半から14時半まで会場におります。
ブログをご覧になってお越し下さる方がいらしたら是非お声をかけてくださいね♪
お待ちしていま〜す。




posted by strauss at 00:08| Comment(0) | 文化、芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

俳句展のご案内

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会場は都庁の南展望台です。
お近くの方でまだという方、これを機会に一度上ってみませんか。
また三連休お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
開放的な空間で様々な個性の作品をご覧いただけます。
写真俳句もあるみたいです。
主催のコーディネートで、
どんな俳句にどんな写真が組み合わされるのか私も当日にならないとわかりません。
ちょっとワクワク。
私の作品は知人に書いて貰っているところです。
書道を始めるつもりが今回は間に合いませんでした。
知人というのは職場の社員さん。
「いつか俳句を書いてあげますよ」と前から言われていたし、
昨日で退職したので、記念になると思いお願いしました。





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posted by strauss at 15:50| Comment(6) | 文化、芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

HEVEN ELEVEN OF THE DEAD

下北沢ザ・スズナリにて。
作:スエヒロケイスケ
演出:寺十吾
出演:tsumazuki no ishi

舞台は煌々と明かりがともったコンビニ。
店の前にたむろす死者たち。
手には携帯電話。
暗闇に浮かび上がる、顔、顔、顔。

でもホラーではありませんよ。
2時間を越える上演時間でしたが、割と最後まで飽きずに観ました。
初めての劇団です。
携帯電話の操作によってゾンビに変わる死者たちは、死んでなお生き続けるために人間を食べねばなりません。
と不条理に満ちたお芝居。
全体を流れるものに重さは感じられません。
笑い、身につまされつつ楽しみました。
終演後のトーク、作家、座長、役者に角田光代さんが加わりました。
もっと突っ込んだ話が聞けるかなっておもったけど、割にあっさりのトークでした。
印象に残ったのが、
作者が、書けないとき何をするかといった話で、
角田さんは毎日仕事場に通って書いているので、
ダラダラするというのが具体的にどういうことかわからないと話されたこと。
まじめな作家さんなんだなぁって改めて思った次第。
このトークに惹かれて行ったお芝居でしたが、
なかなか面白かったです。

声をかけてくれたのは、解体社のYちゃんで、
10月にはポーランド公演に行きますとのこと。
みんな頑張ってるな〜
私もがんばらなくちゃ!

帰りに駅の近くでお茶を飲んでいたら、
自由業っぽいいでたちの若い男性三人組の声が届いた。
「世の中に女がいなかったら、戦争なんか起きないよな」
「嫉妬とかなくなるし」
オイオイ。。。






posted by strauss at 23:09| Comment(0) | 文化、芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奈良美智:君や僕にちょっと似ている

まだまだ暑さの残る毎日。
それでもアートの秋です。
横浜美術館へ。
現代アートでこれだけの人を動員できるのはすごい。
会期末が近いこともあるのか、結構な人出でした。
作風もあるのでしょう、子供連れも多かった。(でも奇声を発するような幼児を連れてくるのはやめて欲しい)
特に女の子は引き込まれている様子が見えた。
女性に人気のある作家さんですよね。
今回震災後の創作が多く、やはり目を引いたのは少女の瞳。
CosmicEyesはまさに瞳の中に広がる宇宙を感じました。
こぼれる星の光は涙のひかり。
また、立体作品、特にブロンズの少女像は、絵よりも好きだな。力強くて。
優しい色で人の残虐性のようなものを垣間見せてくれる奈良さんの絵は、
はっとさせられることも多い。
展示もとても良かった。

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あおもり犬の飼い主?って感じの巨大な少女像。
「WhiteGhost」のタイトルを見れば、幽霊というよりは幻か。

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暮れなずむみなとみらい。
締めくくりは山下公園での大道芸。
いつの間にか見入っていました。
ゆっくり過ごした横浜の時間でした。

posted by strauss at 12:06| Comment(4) | 文化、芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月10日

岡本太郎記念館

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先日何十年ぶりかに会う友達を交えて、
表参道(主に骨董通り)近辺を散策。
岡本太郎記念館に行ってきました。
今まで積極的に行く気持ちはありませんでしたが、
行ってみれば、なかなか面白く。

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館内の展示

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平日でしたが、若い人で賑わっていました。
人気は根強いですね。

散策の途中で立ち寄るにはぴったりかも。
もう少し歩けば、根津美術館。

posted by strauss at 21:57| Comment(0) | 文化、芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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